アメリカの銃規制について①


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個人でも簡単に銃が手に入るアメリカでは銃による犯罪が度々発生します。
最近でも6/12にフロリダ州オーランドで容疑者含む50名死亡、53名が負傷する米国史上最悪と言われる乱射事件が発生しています。
参照:http://www.asahi.com/articles/ASJ6D7W1RJ6DUHBI00X.html


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アメリカでは

開拓の歴史を背景に “自分の安全は自分で守る” 自己防衛の意識が強い国民性が根底にある。とよく言われますが、その他にも様々な要因・データを上げてみます。

・そもそも、合衆国憲法修正条項第2条の「武器を所持して携帯する権利」によって銃の所有が認められている。

NRA(全米ライフル協会)という銃を所持することを支持する市民団体があり、ここには著名な政治家や有名人が多く入会し政府に対しての発言力が大きい

GOA(米国銃所持者協会)というアメリカ合衆国憲法修正項第2条を絶対的なものだと主張する市民団体が存在する。

・銃砲店以外の場所でも銃の売買をする個人業者、ネット販売(営業許可証が要らない)が多く存在する。

・拳銃なら$200ぐらい(約2万円強)から新品が買える。粗悪なものや中古品ならもっと安くピンからキリまで。

・ちなみに『Glock19』4万円強、『M1911』2万円弱、『WaltherP99』5万円、『WaltherPPK』4万円・・・PPK結構高い。弾は9ミリ弾50発入りで約5千円。これらは正規のガンショップの価格。先程の個人業者やネットならもっと安い?


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・銃規制反対派の考え「銃が人を殺すのではなく、人が人を殺すのだ」というもの⇒しかし、護身用の拳銃なら分かるが自動小銃(連射機能が抑えられてはいるが・・)まで一般に売られている。

・乱射事件が起きるとむしろ銃の販売量が増える。⇒銃を持ってなかったからヤラレたんだ!

・毎年50万丁近い銃が盗まれている (゚д゚)!

・2015年には交通事故によるものより銃による死亡者数(2/3は銃による自殺者)の方がついに上回る。どちらも約3万人強。

・銃による殺人事件・死亡事故が起こる確率。(2007-2012のデータ:NYタイムズ)
  アメリカ:100万人中31.2人⇒「交通事故」で死亡する確率と同じ。
  日本:  100万人中0.1人 ⇒「落雷」にうたれて死亡する確率と同じ。

  アメリカよりひどいのは 1.エルサルバドル(同446.3人)2.メキシコ(同121.7人)

・FBIの調査では、2012年に正当防衛のために銃で殺人に至ったケースは259件で、銃で殺人を犯したケースは8342件と、その割合は1:32となっている。 (護身には使われていない


など、ちょっとデータを調べるつもりが出るわ、出るわで・・・・何やらとんでもないデータばかりですが
良いデータは無いんでしょうか??・・・・1回ではまとめられなくなっちゃいました。つづく



※ちょっと雑学(銃の種類:大まかな分類) 

拳銃(ハンドガン)
回転式拳銃(リボルバー)自動拳銃(ピストル).

長銃(ロングガン)
ライフル手動式ライフル自動小銃(オートマチック・ライフ).
          
機関銃(マシンガン)重機関銃軽機関銃短機関銃.
          
散弾銃(ショットガン)手動式散弾銃自動式散弾銃.

参照:http://hb-plaza.com/guns101/category/



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