ボーイング747



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念願の日本国政府専用機を間近で、しかも飛んでる姿も観ることができました。
そこで日本の航空機会社(旅客型)ではもう扱っていないボーイング747について調べてみたことをまとめました。


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【製造会社】

The Boeing Company
1917年にウィリアム・エドワード・ボーイングが Boeing Airplane Company として設立した。現在、世界最大の航空宇宙機器開発製造会社。


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【豆知識を列記します:各型のスペック等の細かいデータ類は wikipedia 参考下さい】

・既に長距離4発ジェット旅客機の傑作と言われたボーイング707にてその地位を築いていたボーイングが、民間航空機市場での王座を揺るぎないものとしたのがボーイング747である。

・ジャンボの愛称は、19世紀後半にロンドン動物園やバーナム・アンド・ベイリー・サーカスで活躍した有名なアフリカ象、ジャンボの名前に由来する。

・米空軍の次期戦略輸送機計画(CX-HLS計画)でロッキードとの争いで敗れた設計案を基本とし民間転用した結果生まれた飛行機。しかし、ボーイングは以前から大型旅客機構想は持っていた。

・CX-HLS計画でロッキード案が勝利したのは主にコストが安かったから。ロッキードにはどうしてもこの契約を獲得しなければならない財政事情があった。ゆえに苦し紛れの見積もりであった為、その後に設計ミス・見積もりの甘さ・主翼の強度不足などが次々と発覚し結果 C-5A は総生産機数を大きく減らす。115→81機

・1960年台、将来の旅客機の主役は超音速旅客機(主にヨーロッパ)と大型巨人機(主にアメリカ)の2つの流れがあった。※ボーイングも超音速旅客機構想はあった(B2707

・B747の開発にかかった巨額の資金は当時米空軍の空中給油機として大量採用されたKC-135(B707の軍用機型)の貢献が大きい。

・一度に大量の旅客を運ぶことにより一人当たりの輸送コストを下げ、それまで限られた人々の国際旅行だったものを大衆のものにした。

・その大量輸送能力が航空貨物便を船便に代わる流通経済の主力として広く普及させた。

・B747はもともと貨物機として設計されており、もし将来SST(超音速旅客機)に取って代わられる時代になったとしたら、B747は本来の貨物機として使えば良い。とボーイングは考えており、この考えから機体の前部を2階建てとし操縦席も2階として前面カーゴドアが使える設計を残した。
エアバスA380は設計上これができない。このことが今日の民間大型貨物機においてB747が実質独占している理由の一つとなる。



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【次に特徴的? な派生型をあげます】



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【B747-SP(Special Performance)】初飛行:1975年
胴体を大幅に短くして機体重量を減らし航続距離を伸ばしたモデル。世界初の東京-ニューヨーク間無着陸直行便に就航。たった45機しか製造されなかった。

この特徴的な短いジャンボ。やけにカッコ良く見えて昔は凄く乗りたかったものです。中古機市場では人気の機種らしく、いつか乗る機会があるかも知れません。

      全長   航続距離
B747-100 70.66m  9,800km
B747-SP  56.31m   12,325km 
  

※参考値
B747-400ER  70.66m  14,205km
B747-8    76.3m   14,815km








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【B747-8】初飛行:2010年
B747-400の後継機種でB747最新シリーズ。次期アメリカ大統領専用機種。貨物型のB747-8Fは民間大型貨物機としては実質これを選ぶしか他にない。日本では日本貨物航空が運行中。








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【VC-25(B747-200B)】初飛行:1990年
アメリカ大統領専用機。大統領が搭乗すると「エアフォース・ワン」と呼ぶ。
2機のみ製造され通常のB747-200Bであれば定員500人超のところVC-25は約70人。機長、副機長、航空機関士、航空士(ナビ)の4名で運行。空中給油受油装置付きで、空中給油を受けた場合の公称最大飛行時間は72時間。製造コストは約330億円と言われる(B747-400で約250億円)








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【E-4】初飛行:1974年
B747-200Bをもとに対核戦争用に改造され、アメリカのICBM、SLBM、戦略爆撃部隊への指揮能力を持つ軍用機。核戦争・大規模災害発生時に地上で指揮が取れない場合の国家空中作戦センターとして運用され4機存在する。アメリカ大統領外遊時なども必ず随行し、先日の伊勢志摩サミットでも沖縄の嘉手納基地に飛来していた。

※つまりアメリカは大統領専用機と合わせてこんな特別なB747を6機も持っているんですね。




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2007年撮影











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