ボーイングB-52


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先日、ボーイング747の記事を書きました。 
さて、ボーイング社製造で747と同じくらい有名な機体があります。

それが、ボーイングB-52「ストラトフォートレス:Stratofortress(成層圏の要塞)」戦略爆撃機です。かつては「死の鳥」「成層圏の悪魔」と呼ばれ恐れられました。




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戦略爆撃機とは敵領土・占領地後方の戦略目標(生産工場、発電所、軍事基地、司令部など)を破壊するための爆撃機で、航続力・爆弾搭載量・高々度高速飛行能力等が求められます。


【ボーイングB-52】初飛行:1952年 (wikipediaより抜粋)

🌑 全長:48.5m
🌑 全幅:56.4m(全長より全幅の方が長い)
🌑 全高:12.4m
🌑 エンジン:P&W社製TF33-P-3 ターボファン×8基
🌑 最大ペイロード:31,500kg
🌑 最大速度:568kt(1,052km/h:M0.86)
🌑 航続距離:16,000km(B747-8と比べても優っている)
🌑 搭載兵器
  AGM-69A空対地ミサイル又はAGM-86B巡航ミサイルを20基。
  AGM-154 JSOW空対地ミサイル
  Mk 82通常爆弾を胴体内に27発。翼下には18発搭載可能。

(※エンジンが8基もあるのは、B-52が開発された当時はアメリカにも大出力のエンジンがなかったので8基を2基ずつ束ねたそうです)




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B-52エンジン内部





そして最後に製造された機体でも1962年製であり、初飛行から64年、最終製造機からでも54年経っています。親子二代はまだしも親子孫三代でB-52の搭乗員だった人もいるそうです。2040年までの運用予定が決まっており、更に延長の可能性もあるとか。運用期間が100年!とか本当に有り得そうで凄いです。B-52より新型のB-1、B-2があるのに何故このような長期運用となったのでしょうか?

1. B-52を直接的に代替する機種が開発されていない。B-1は超音速爆撃機、B-2はステルス爆撃機。
2. 戦術爆撃機の性能が向上し戦略爆撃機の機能を代替するようになってきた。
3. 2.とも関係するが、冷戦が終結し新たに新型戦略爆撃機を開発する必要性が薄れ、膨大な開発コスに見合わない。


などと思われます。




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しかし、どうなんでしょうか、このB-52は現代戦で使えるのでしょうか?

アメリカのような圧倒的航空戦力を持っていて、制空権を握っている状況下では有効なのでしょう。そうでなければ直ぐに撃墜されます。ですから、そのネームバリューと長い主翼が異様で飛行する姿に威圧感があり、相手に対する抑止力効果として使われている。とも言えます。最近ではあの “北の国“ や “C 国” に対する牽制としてよく登場してきます。



B-52 B-1 B-2 戦略爆撃機3機種をグアムに同時展開












実は去年の三沢基地航空祭(2015年9月)で実機を見てきました。
グアム基地から飛んできたのでしょう。やはり、やたらに長い主翼と8基もあるエンジン、黒い機体が異様でした。まさに「死の鳥」「黒い悪魔」という感じです。こんなのが編隊組んで飛んで来たら、もの凄い威圧感ですよ。



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翼が長くて・・・



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基地正門から入るとF-16のモニュメントあり





話はちょっと変わりますが、この三沢基地航空祭は凄いんです。

何が凄いかというと米軍機が “さわり放題、覗き放題” なんです(自衛隊機はムリ)。B-52の爆弾庫は開放されてて中に入れるし、機体やエンジン・タイヤなんかもさわり放題でした。ほんとにいいんか?さすが米軍太っ腹!って感じですが、でも岩国は違ったけど?空軍だから?(三沢は空軍、岩国は海兵隊)

流石にグローバルホークは規制されて兵士が立ってたけど、オスプレイでさえさわり放題でした。来場の皆さん、F-15やB-52の下で雨宿りしてるし ^^; 



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爆弾庫内



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オスプレイでさえ何の規制線もなし



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流石にこれはさわれず (-_-;)




今年も同じ状況なんでしょうか?今グアムにいるならB-1来ますかね?




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B-52機体尾部、かつては20mmバルカン砲が装備されていた。










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