先月の6日に日本海へ向けて発射された4発の弾道ミサイルは北朝鮮が「在日米軍を攻撃対象にしたものと明言した」と報道されています。当然ですが在日米軍は日本の国内にあり、在日米軍が攻撃されるということは日本の領土が攻撃されるということです。米軍がいる三沢・岩国などは自衛隊と共同使用であり、民間機も乗り入れています。“民間機も乗り入れている”ということが殆ど報道されていないことに、このニュースの異常さをちょっと感じています。そこまで平和ボケしてるのかと・・・。
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ところで陸上基地の防衛はどうなっているかというと・・・このブログの今までの記事でも書いてきたように、私は戦闘機が配備されている全自衛隊基地に行きました。
VADSという近距離用対空機関砲があるくらいで、もっと長射程の基地自体を守る対空ミサイルが配備されている分けではありません。よくニュースに出てくるパトリオットなどは都市を防衛することが第一の任務で、もちろん全基地にはありません。航空機を守る為の掩体壕(シェルター)も千歳・三沢・小松にあるくらいでそれも全機分は無いです。つまり各基地の防衛体制は「民間空港と大差なし」あるいは「民間よりは少しはマシ」というくらいではないでしょうか? 非常に脆弱です。
そこでです。
“ F-35B日本配備と軽空母時代の幕開け かわぐちかいじ氏人気漫画『空母いぶき』のリアリティー:産経ニュース”
なるほど~ 「軽空母はこちらで用意するから米海兵隊のF-35Bが使ってくれ」というイギリスのような暫定的対応もあるんですか。。
たとえ軽空母を1,2隻しか保有していないとしても、一隻あたり戦闘機10機ぐらいしか搭載できなかったとしても、攻める側からすると「そこに空母がいるかも知れない」「空母はどこにいるのか?」ということを常に考えなければならず、ましてやステルス戦闘機を搭載しているとしたら・・・これは凄い脅威で大きな抑止効果があると思います。日本は海洋国家ですし上記で述べたように陸上基地の脆弱さを考えると軽空母の保有の可能性は十分ありだと思います。保有するなら 実戦配備(2),訓練とバックアップ用(1),整備中(1)の合計4隻が理想ですけどね ^^; 現実的には2隻かな。
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“いずも” “かが” をもし改装するなら(理想は “改いずも級” の新造)上部甲板の耐熱補強して前方のCIWS(ファランクス)は邪魔なので撤去して、先端が狭まっている甲板を真っ直ぐにするかスキージャンプ台方式にするかですね。エレベーターもこもままではダメかな?肝心のF-35BはF-15のPre-MSIPを全部F-35Aにするという話もありますので、そのうちの30~40機をF-35Bにするということで。それで不足したF-15分はもうF-3で代替ですね!・・・という自分の頭がお花畑の発想でした。
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